藤原竜也が主演を務める映画『Diner ダイナー』(7月5日公開)に川栄李奈、コムアイ、板野友美、木村佳乃、品川徹、そして故・角替和枝さんといった豪華俳優陣が出演していることが明らかになった。

 『ヘルタースケルター』などの蜷川実花がメガホンを取った本作の舞台は、凶悪な殺し屋たちが次から次へと現れる殺し屋専用のダイナー。そのオーナーのボンベロを藤原が演じ、彼にウェイトレスとして買われてしまうオオバカナコ役を玉城ティナが務めるほか、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二らが全員“殺し屋”役で出演する。

 そして、新たに出演が発表された川栄は、カナコがダイナーに売られる直前に訪れた旅行代理店のスタッフ役。黒髪とカラコンが印象的だ。音楽ユニット・水曜日のカンパネラとしても活躍するコムアイは、衝撃の事実が明かされる重要なシーンに登場。板野は、カナコがながめるテレビ画面に映るお天気キャスターにふんする。

 木村はモノクロの写真に写る女性役。彼女は実は殺し屋の一人“スキン”(窪田)の亡くなった母親。スキンは母の写真を肌身離さず持ち歩き、母との大切な思い出に生きる希望を見出している。強烈なインパクトを放つビジュアルの品川が演じるのは、ダイナーに来店するキャラクターであり、本郷演じる“キッド”にとって欠かせない存在。角替さんは孤独な少女時代のカナコをあやす祖母役を担った。カナコの唯一の特技である料理を教えた、優しさと温かさあふれる役どころだ。(編集部・小山美咲)

2019年6月5日 17時00分
https://www.cinematoday.jp/news/N0109109
https://img.cinematoday.jp/a/N0109109/_size_1000x/_v_1559706927/main.jpg
https://youtu.be/GGcOUckFCMQ