サッカーのU−20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)ポーランド大会第12日は4日、ルブリンなどで決勝トーナメント1回戦が行われ、日本は韓国に0−1で敗れて2003年大会以来の8強入りを逃した。

日本は後半の立ち上がりに郷家(神戸)が先制点を決めたかと思われたが、オフサイド判定となった。好機は多かったもののゴールを奪えず、後半39分に失点した。

日本はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の検証により、得点を取り消された。後半5分に斉藤未の浮き球パスに反応した宮代がシュート。

この時に宮代がオフサイドのポジションにいた。相手GKが防いでこぼれた球を郷家が合わせてネットを揺らし、主審が一度はゴールを認めたものの覆った。

韓国紙の中央日報(電子版)は5日、「VAR(ビデオ判定システム)とゴールポストが韓国チームを助けた」と指摘。

韓国は2003年にアラブ首長国連邦(UAE)大会の決勝トーナメント1回戦で、延長の末に日本に1−2で負けた。その点を踏まえ、「16年前に日本に敗れた先輩たちの恨(ハン)を後輩たちが晴らした」と評価した。

2019.6.5 15:05
https://www.sanspo.com/soccer/news/20190605/jpn19060515050014-n1.html