<近江・神戸国際大附>優勝を決め喜び合う近江の選手達。右から4人目が先発の林(撮影・亀井 直樹)
 ◇2019年度春季近畿地区高等学校野球大会 決勝 近江7―5神戸国際大付(2019年6月2日 佐藤薬品スタジアム)

 近江(滋賀)が16年ぶりの近畿大会優勝を果たした。4―4の同点で迎えた延長11回、1死満塁の絶好機に「5番・一塁」で先発出場した板坂豪太内野手(3年)が右越えへ走者一掃の適時二塁打を放ち、決勝点を挙げた。U18日本代表候補の林優樹投手(3年)は5点を奪われながらも11回を投げ抜き、完投勝利。前日の智弁学園(奈良)準決勝でサヨナラ3ランを放った「3番・中堅」の住谷湧也外野手(3年)はこの日も3回のソロ本塁打を含む5打数5安打2打点と大活躍だった。多賀章仁監督は「林の粘投に尽きると思う。勝てたことより夏につながるいいゲームができたことが何より大きい」と喜びを語った。

 神戸国際大付(兵庫)は2点を勝ち越された7回、4連打で追いつくなど粘りを見せ、3点を勝ち越された延長11回にも福元収大捕手(3年)の適時二塁打で1点を返したが、あと一歩及ばなかった。


6/2(日) 15:19配信 スポニチアネックス
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190602-00000198-spnannex-base