アイドルグループ・乃木坂46が26日、横浜アリーナで選抜メンバーによる単独公演を開催。卒業を発表している斉藤優里と伊藤かりんにとってラストステージになったことを、各スポーツ紙が報じている。

各紙によると、公演は最新曲「Sing Out!」でスタート。白石麻衣が「最高にハッピーな時間を過ごしましょう!」と呼び掛けると、
1万5000人の観客は大歓声。「インフルエンサー」、「ガールズルール」などヒット曲を中心に30曲を披露したという。

1期生として8年間活動した斉藤はファンに涙ぐみながら手紙を読み、「メンバーや後輩、ファンの皆さんのおかげで、大好きなアイドルになれたことが幸せです」とあいさつした。

伊藤は松村沙友理率いる「さゆりんご軍団」の一員として登場。この日が誕生日で、特技である将棋の駒風のケーキで祝福されると、
「軍団に入ることができて本当に幸せでした」と目を潤ませたという。

「卒業した2人は正直、そこまで名前が売れていたわけではなかった。しかし、運営側としては“花道”を作ろうと、わざわざ公演を開催。
とはいえ、現状、乃木坂はいくら公演をやってもすぐにチケットが完売する人気ぶりだけに、ファンにとってはありがたい公演となった」(レコード会社関係者)

卒業した斉藤は25歳、伊藤は26歳。ほかにも1期生メンバーを中心に20代半ばのメンバーが増えたが、今後、卒業ラッシュを迎えることになりそうだというのだ。

「同じ坂道シリーズの欅坂46、日向坂46は今やライバルと呼べる存在だが、メンバーは10代から20代前半が中心。
そのため、乃木坂も世代交代が加速しそう。エースの白石麻衣、秋元真夏、キャプテンの桜井玲香、
高山一実、松村あたりは、来年までにそれなりの大舞台の公演で卒業を迎えるのでは」(芸能記者)

若いメンバーたちが台頭するチャンスがやって来そうだ。

http://dailynewsonline.jp/article/1845315/
2019.05.27 21:30 リアルライブ