◆ヤクルト3―10中日(25日・神宮)

 ヤクルトは悪い流れを断ちきれず、17年7月に1分けを挟んで14連敗して以来の10連敗。今季初めて5位に転落した。

 負の連鎖が止まらない。象徴的な場面は1点ビハインドの5回だ。1死満塁のチャンスで打席には山田哲。三塁右への痛烈なライナーを高橋に好捕され、
二塁も封殺で反撃の芽を摘まれた。得点はソロ3発で、これで得点圏に走者を置いて30打席連続無安打。73イニング続けてリードを奪えない。

 守っても、先発の石川が珍しくぴりっとせず、初回に8戦連続で先制点を献上した。投手陣は毎回のように先頭打者を出塁させ、2失策も絡んで今季5度目の
2ケタ失点。小川監督は「うまくいかないことばかりで、切り替えてあしたから頑張るしかありません」と声を落とした。

スポーツ報知
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