吉本新喜劇の元座長で喜劇役者の木村進(きむら・すすむ、本名同じ)さんが19日午後3時14分、腎不全のため大阪市内の病院で死去した。68歳だった。所属していた吉本興業が20日に発表した。

 木村さんは福岡の喜劇役者だった初代博多淡海(たんかい)を祖父に、2代目を父に持つ喜劇一家で育ち、16歳でデビューした後、19歳の時に吉本興業入り。23歳の若さで吉本新喜劇の座長に就任し、1歳年上の間寛平(69)とはゴールデンコンビと呼ばれた。父が得意としていたおばあさん役を受け継ぎ、「イーッヒッヒッヒッ」と笑いをこぼすギャグが人気だった。

 1987年に3代目博多淡海を襲名したが、88年に、襲名披露公演のために帰郷した福岡で脳内出血に倒れ一時重体に。左半身に重い障害が残り、歩行が困難となり、後に吉本も離脱した。

 車いす生活を強いられることになったものの、95年の阪神・淡路大震災を機に「暗いニュースばかりの世の中で何かできることをしたい」と「木村進劇団」を立ち上げ、舞台に復帰。01年には、寛平からの直々の出演要請に応じてNHKドラマ「悪意」で共演。足を痛めて入院している役柄設定だったが、収録時には「芸能界復帰は無理と医者に言われながら、寛平ちゃんと一緒にやれるところまできた」と喜んでいた。

 通夜は21日午後7時から、告別式は22日午前11時30分から、大阪市都島区毛馬町2の10の40「コスモール都島」で営まれる。喪主は実妹の木村龍子(たつこ)さん。


5/21(火) 6:07配信 スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190520-00000263-sph-ent
間寛平(右)との名コンビで人気を博した木村進さん(2人で歌ったレコード「かんにんな」のジャケット写真=吉本興業提供)
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2019/05/20(月) 22:40:43.21
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