“今”を冷静に分析しつつ、穏やかに語ってくれたひろゆき氏

 お金をできるだけ使わずに生きる方法は本当にあるのか? インターネット「2ちゃんねる」元管理人、そして「ニコニコ動画」の命名者として知られる、ひろゆきこと西村博之氏(43)の著書「これから生きるための無敵のお金の話」(興陽館)が話題を呼んでいる。パリから一時帰国中のひろゆき氏に金欠オッサン記者が直撃してみました。

 ――これからますます格差社会がやってくる

「そうですね。格差が広がっていく流れは世界的に変わらないと思います。だからこそ、お金を持っていてもたいして人生が変わらないことをあらかじめ知っておいたほうがいいと思うんです」

 ――お金があれば酒も飲めるし、お姉ちゃんとも遊べる。もしかしたら石原さとみと結婚できるかもしれないのに!?

「“お金で買った人”というのは相手も分かっているし、結局幸せにはなれないと思いますよ。その意味で、僕は風俗も嫌いですね。性欲は満たせるかもしれないけど、風俗嬢がお金をもらって嫌なことを嫌々やっている状況がすごいじゃないですか? ただ、風俗がどういうシステムで、どういうレベルの子が働いているのか相場感覚を知るのは好きなので、大阪の飛田新地やオランダの飾り窓を見学しました(笑い)」

 ――お金持ってるのに使わないなんて、信じられない

「う〜ん、たいして欲しくないものにお金と時間を使っちゃうのが嫌なんですよ。一度、高級時計は大人のたしなみだというので買ってみようと思ったんです。でも調べて比較してみたら、ブランドはいっぱいあるのに、ロレックス、オーデマ ピゲ、ジャガー・ルクルト以外はOEM(=相手先ブランド名製造)らしいと分かって、ふと気づいたんですよ。スマホに時計があるから、腕時計がなくて困ったことがないって。結局、時間を把握するだけなら、腕時計である必然性もないんです(笑い)」

 ――でも、意中の女性にはブランド品をプレゼントしないと…

「いや、モテたいならブランド品買うより直接お金払ったり、3万円のロブション(※高級フレンチ店)に連れていったほうがいいでしょう。ブランド品を身に着けた人ってフワッと大衆にモテたいだけでセンスないなって思うんです。まぁ、僕はブランドに投資してるので、そういう人がいてありがたいとも思うけど…。もっと言うと休日にお金を使いすぎる人もバカですね」

 ――その理由とは

「休日って自由に使える時間じゃないですか。できるだけ働かずに休日が増えればいいのにと思ってるなら、休日に支出が増えてしまうのは長期的に見ておかしい。写真や動画を撮る、音楽を演奏する、ゲームをするとかあまりお金を使わない趣味で楽しく生きたほうがいいですって」

 ――こちらはもう死ぬまで働く覚悟決めてます

「日本人は働くことを美化しすぎている気がしますね。フランスだと国民の6割が所得税払ってないのに住居手当をもらい、医療費もほぼ無料。鉄道職員なんかは50歳で引退して働かなくていい仕組みを要求していて『正直でいいな』って(笑い)」

 ――正直すぎる…

「高齢者に死ぬまで働けは無理だし、しかも20代と同じ仕事をしようとしたら、結果的に若手の雇用を奪うことでもあるわけです。だから極端な話、ベーシックインカム(国民一律の最低生活保障)を実現させるための過渡期として生活保護を受け取る人が増えまくったほうがいいとすら思ってる。とにかく稼ぐにこだわるよりも、お金を使わないことのほうが簡単で価値があるのは間違いないですよ!」

5/18(土) 11:04配信
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★1:2019/05/18(土) 13:13:13.29 前スレ
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