5/17(金) 3:54配信
錦織 崖っぷちから大逆転勝ちで8強進出、1日2試合のダブルヘッダー制す<BNLイタリア国際>

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は16日、シングルス3回戦が行われ、第6シードの錦織圭が世界ランク51位のJ・シュトルフ(ドイツ)を3-6, 7-6 (7-2), 6-3の大逆転で破り、辛くも2年連続4度目のベスト8進出を果たした。


前日の雨による悪天候の影響で1日2試合のダブルヘッダーとなった錦織は2回戦で予選から勝ち上がってきた世界ランク51位のT・フリッツ(アメリカ)をストレートで下したが、3回戦ではゲームカウント1−3とリードを許すと第1セットを落とす。

第2セットも主導権を握られて3度ブレークされ、第10ゲームでシュトルフのサービング・フォー・ザ・マッチを迎えた。この崖っぷちの場面でブレークバックした錦織は息を吹き返し、タイブレークの末にセットカウント1−1に追いつく。

ファイナルセットに入るとウィナーやパッシングショットを決めるなどで3度のブレークに成功。主導権を握り、2時間を超える激闘を制した。

準々決勝では、世界ランク24位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。シュワルツマンは3回戦で同33位のM・ベレッティーニ(イタリア)をストレートで破っての勝ち上がり。

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