NHKの上田良一会長(69)の定例会見が9日、東京・渋谷の同局で開かれた。

 4月28日に放送された大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」(日曜・後8時)の第16話が平均視聴率7・1%と同作最低、大河ドラマ史上でも2012年11月18日放送の「平清盛」の7・3%を下回る史上最低記録となったことについて、同会長は「視聴率で見れば芳しくないが、別の角度から非常に楽しく見させていただいてます」と話した。

 その上で「私は、とてもいい作品だと思ってます。楽しく毎週見てますし、多くの方に見ていただきたいです。当初のイメージする作品を作ってもらいたい」と続けた。

 同席した制作幹部は「『いだてん』は近代をほぼ無名の人物を主人公に描くという我々としても挑戦的な大河ドラマとして作っています。特効薬的なものがあったら逆にお聞きしたい」と話した。

5/9(木) 16:04 スポーツ報知
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