5/7(火) 13:00 新R25
「やりたくないお笑いの詰め合わせ」でブレイク。鳥居みゆきが見据える“余生のキャリア”
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190507-00010000-srnijugo-life&;p=1
女優に挑戦する理由
https://amd.c.yimg.jp/amd/20190507-00010000-srnijugo-005-1-view.jpg


『エンタの神様』などのお笑い番組で、「ヒットエンド、ラ〜ン」と耳に残るネタを披露していた鳥居みゆきさん。
近年、舞台や映画、ドラマで女優しても活躍しており、現在放送中のドラマ「元町ロックンロールスウィンドル」では、なんと主演を務めています!
ただ、白のパジャマ姿で叫んでいるイメージがあまりにも強烈すぎて…なぜ彼女が女優になったのか、ちっとも想像がつかないんですよね。
今回はご本人に、芸人としてブレイクした当時のことから、女優業のことまで、キャリアについて「まじめに」語っていただきました! 知られざる“鳥居さんの頭の中”…必見です!
〈聞き手:ライター・森伽織〉

◆友だちが欲しくて進んだお笑いの道

(中略)

あのネタは「一番やりたくないことをやれ」と言われて生まれた

森: あの、パジャマ姿で「ヒットエンド、ラ〜ン」と叫ぶ独特のネタは、どうやって生まれたんですか…?

鳥居さん: 私はとにかく、自分の考えたものを表現する「単独ライブ」がやりたかったんです。
そう話していたら、髭男爵の男爵(山田ルイ53世)に「単独ライブをやりたいって思うなら、まずはとにかく売れることを目指せ」って言われて。単独ライブを開くためには、お金が必要。売れなきゃいけないぞと…

鳥居さん: そして売れるためには、「お前が一番やりたくないことをやれ! テレビに出ろ!」と言われたんです。
まずは「自分のやりたいこと」を一回置いて、テレビで売れなきゃダメだと。

森: なるほど…そう言われて、素直に受け入れられるものですか?

鳥居さん: いや、まったく。自分がやりたくないことをして、世間にそういう人だと思われるのも嫌だし…

鳥居さん: だから「できません!」って反発したんですけど、男爵(山田ルイ53世)も負けじと説教を続けてきたんですよ!
全然折れてくれないから、めんどくさくなっちゃって…
先輩って、とりあえず「わかりました!」って返事しとけば納得するでしょ? だから、その場しのぎで納得したフリをしたんです。もちろんネタは作らず。

森: 学生時代と変わらず、納得できないことはやらないスタンスを貫いたんですね…

鳥居さん: でも、それからすぐに事務所ごとに開催されるお笑い番組のネタ見せオーディションがあったんです。そのオーディションの参加者一覧に髭男爵がいて! 「ヤバイ!ネタつくってないのばれる…」って、前日に超焦りました。

急いで「自分がやりたくないようなネタ」をつくらなきゃと思って…

鳥居さん: それで、自分が当時やりたくなかった「目立つ格好」と「リズムネタ」を詰め込んでできたのが「ヒットエンドラン」のネタ。
今となっては、そんなことはなく愛すべきネタですけどね。
テディベアも、白いパジャマも家にあったやつ。ほんとに即席で作りました…

森: 「やりたくないこと」を結集したのがあのネタだったんですね!!
でも、どうして「目立つ格好」と「リズムネタ」が嫌だったんですか?

鳥居さん: 当時、「とりあえず目立つ衣装でリズムネタやっとけばウケるだろ」みたいにやっている芸人が多すぎて…
オリジナリティがないじゃないですか。

森: なるほど…もしかして白紙のフリップを使ったネタも、「フリップネタ」をやりたくなかったから…?

鳥居さん: そうです。あれは「フリップネタはもう終わりだぞ」という私なりのメッセージでした。
フリップに文字を書いて、めくって…というだけでネタをつくった気になるのは怠慢だなって。

鳥居さん: でも、プライドを捨ててやりたくないことに挑戦したのが、結果的にやりたいことへの近道になったから、ほんと男爵には感謝しています。
飲みの席だったから、本人はアドバイスしたことを覚えてないらしいんですけど(笑)。

(以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)