◆ ひろゆきが平成最後にぶっちゃける「2ちゃんねる」「挫折」「結婚の理由」

平成のインターネット史を振り返る時、外すことのできないトピックがある。匿名掲示板「2ちゃんねる」。

犯罪予告やデマの温床として「便所の落書き」と揶揄される一方、企業への内部告発や「電車男」などのコンテンツも生んだ。
創設者の西村博之はパリでの生活を送りながら、『自分は自分、バカはバカ。』『このままだと、日本に未来はないよね。』など、多数の書籍を刊行している。一時帰国中のひろゆきに、疑問をぶつけた。

■ 「おいら」か「僕」か

――ひろゆきさんは本によって一人称が「おいら」だったり、「僕」だったりしますが、使い分けってあるんでしょうか?

編集さんが勝手に決めていて、(語り下ろしのため)僕は書いてないんで(笑)

――いま「僕」とおっしゃってましたけども。

初対面の人に「おいら」って言うと、おかしい人みたいじゃないですか。一応、社会的な場では「僕」って言うようにしてます。

――「おいら」って言って様になるのって、ビートたけしさんか、ひろゆきさんか。あとは上地雄輔さんぐらいですよね。

おいら界は狭いんで。確かに上地さんはそうですね。あとIT系だと、けんすう(起業家の古川健介氏)もおいら派です。

■ 嫌われない人はいない

――最新刊『自分は自分、バカはバカ。』のなかで、「他人から嫌われない人なんて存在しません」と説いています。

好かれるに越したことはないと思うんですけど、生きていると嫌われることって必ずある。嫌われてると思っていない人って、たぶん気づいてない人。それか、よほど金持ちでずっと金をばらまき続けているんじゃないですか。

■ 「トカゲをばらまいたら、すげえ怒られて」トカゲ事件

――そういう考えに至った原体験は。

小学校2、3年ぐらいかな。トカゲを捕まえるのが趣味だったんです。父が国税局の職員で、官舎の5階に住んでたんですけど、4階のおばさんの家にトカゲをばらまいたら、すげえ怒られて。
プレゼントしようと思っただけなのに、恩を仇で返されたと思って、おばさんの腕に噛み付いたんですよ。

――なかなかヤバイ子どもですね。

自分の家でもよくトカゲをばらまいていて、掃除をするとタンスの裏とかでよくトカゲが死んでました。
素で常識をわきまえているタイプではなくて、そうせざるを得ないから空気を読む学習をしたというか。
人間を観察して、自分とは違う生き物だと認識した感じですね。

■ 原付の事故で留学

――家では「ゲーム禁止」だったそうですが、教育方針が厳格だったがために、後にフリーダムな方に振れたという部分はありますか?

それはあると思うんですよね。子どものころゲーム機がなかったので、ゲームやりたいっていうのは、どこかコンプレックスみたいに残っていて。
大学で入った「犯罪科学研究会」というサークルも、部室に行くとゲームやり放題でした。

――大学時代にアメリカに留学したきっかけは、原付バイクで事故に遭ったことだったと聞きました。

高田馬場で明治通りを直進していたら、曲がってきたタクシーの後ろに当たって吹っ飛んで。横にいたバスにガンってぶつかりました。
すげえ足が痛かったんですけど、病院行ったら「折れてはいない」って言われたんで、そのままバイトに行って。

――結構、大きな事故ですね。その時の慰謝料で留学したと。

まあ、そうですね。

※続きは下記のソースでご覧ください

BuzzFeed Japan 2019/4/27(土) 7:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190427-00010000-bfj-sci&;p=1