ドラマや映画には欠かせない「悪役」。もともと悪役を演じることが多い俳優もいれば、悪役を演じることで改めて演技力に注目が集まり、それまでのイメージを一新する俳優もいる。

そこで今回は、「悪役といえばこの人」という人物について、10〜50代の男女100人に聞いてみた。

第3位は、ビートたけし。

映画監督や俳優としても活躍し、現在放送中のNHK大河ドラマ『いだてん』では、五代目古今亭志ん生役を演じている。

たけしを選んだ理由には、自身が監督を務めた映画『アウトレイジ』シリーズのイメージが強いようで、「『アウトレイジ』がハマり役だった」(56歳/男性/会社経営・役員)、
「『アウトレイジ』での演技がとても怖かった」(55歳/男性)という意見や、「顔つきが悪役。アウトロー役が似合う」(54歳/女性/研究・開発)、
「見た目から怖そうなイメージだから」(38歳/男性/営業・販売)など、迫力ある演技を理由に挙げている人が多かった。

第2位には、香川照之がランクイン。

4月スタートの福山雅治主演ドラマ『集団左遷!!』(TBS系)にも出演中の香川。2013年放送のドラマ『半沢直樹』(TBS系)で主演の堺雅人演じる半沢の敵役を演じ、その怪演ぶりが話題になった。

そんな香川には「池井戸潤さんのドラマ『半沢直樹』でとても悪役にハマっていると思った」(29歳/女性/主婦)という声や、
「映画『カイジ 人生逆転ゲーム』でやっていた役が印象的でした。悪役が似合いすぎです」(27歳/男性/学生・フリーター)、
「『ジョン・ラーベ〜南京のシンドラー〜』のイメージ」(34歳/男性/コンサルタント)など実際に出演作を挙げる人や、「迫力が違うから」(54歳/男性/研究・開発)と評価する人もいた。

■1位は、最近優しいおじさんも演じているあの人

そして第1位に選ばれたのは、遠藤憲一。

過去にはそのコワモテから、悪役を演じることが多かったが、最近ではコミカルな役を演じることも多い遠藤。

4月スタートの窪田正孝主演の月9ドラマ『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』(フジテレビ系)では、窪田演じる放射線技師の上司を好演している。

遠藤を選んだ人の大半は、「顔が怖い」(37歳/女性/主婦)、「顔がいかつくて渋い」(43歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)ことを理由に挙げていた。
他には「ずっと悪役をやってきたイメージだから」(26歳/男性/学生・フリーター)、「コワモテで悪役が似合うし、演技がうまいので」(31歳/女性/総務・人事・事務)、
「どんな悪役でもかっこ良く演じているイメージなので」(55歳/女性)など、演技力の高さを挙げる人たちもいた。

今回のアンケートでは、過去に悪役を演じたことがある人物、見るからに“コワモテ”な人たちが上位を占めた。少数派だが、意外なところでは木村拓哉、田中圭、高橋一生、山下智久などの名前を挙げている人もいた。

http://dailynewsonline.jp/article/1793547/
2019.04.25 06:30 日刊大衆

https://www.youtube.com/watch?v=UfTCosMoXwA
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