毎日新聞 2019年4月19日 15時37分(最終更新 4月19日 18時46分)

 日本シリーズは、前回優勝の渡辺明王将(34)と2月時点のタイトル保持者、前年の賞金ランキング上位者から選ばれる。タイトル保持者は全員、昨年獲得賞金ベスト10入りしていた。1位は羽生善治九段(48)の7552万円で、10位は深浦康市九段(47)の2189万円。

 将棋の優勝賞金や対局料の金額の多くは非公表。藤井は公表されているだけでも、朝日杯将棋トーナメントの優勝賞金750万円、竜王戦で5組ランキング戦優勝賞金155万円と決勝トーナメント2局の対局料104万円を獲得し、1000万円を超えている。【丸山進】

「憧れの舞台」

 日本シリーズ史上最年少出場となる藤井聡太七段は「子ども大会には奨励会に入る前に毎年参加し、日本シリーズはあこがれの舞台でした。自分が出場者として出られることは非常にうれしく思います。どの方も第一線で活躍されている人たちで、とても楽しみにしています」とコメントした。

https://mainichi.jp/articles/20190419/k00/00m/040/153000c
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/04/12/20190412k0000m040172000p/9.jpg