「奇跡のアラフォー」と呼ばれる深田恭子(36)が、ただいま絶好調。プライベートでは「年商200億円男」との熱愛が発覚したばかりだが、仕事の面でも主演した「冬ドラマ」でヒットを飛ばし、さらに、「夏ドラマ」でもヒロイン役が内定しているという。

 冬ドラマのなかで注目を集めたものの一つが、「初めて恋をした日に読む話」(TBS系、火曜夜10時)。深田演じる塾講師が、タイプの異なるイケメン3人から言い寄られるというラブコメディだ。

 視聴率は好調をキープし、最終回に番組最高の9・6%を記録した。結果、放送終了後には、「はじこいロス」という現象まで取り沙汰されるほどだったのである。

「ドラマは、脚本の良し悪しも視聴率に影響します」

 とは、芸能レポーターの城下尊之氏である。

「“はじこい”では、深キョンが30代の恋愛下手な女性を演じ、時代にマッチした役柄ということもあってヒットしたわけです。デビューしてからの数年間は、アイドルとして男性人気が高かったのですが、彼女も年齢を重ね、女性が共感できる役どころを演じられるようになって、余計に人気が出てきたのです」

次はイケる

 これまでも、深田はコンスタントにドラマ出演を果たしている。例えば、昨年は「隣の家族は青く見える」(フジ系)、一昨年には「ハロー張りネズミ」(TBS系)といった具合だ。

 フジテレビ関係者によれば、

「実は、まだ公表前なのですが、7月から放送がスタートする木曜ドラマのヒロインに深田さんが内定しています。ミステリー小説が原作のラブサスペンスで、相手役も若手実力派俳優の瀬戸康史に決まりました。『隣の家族は青く見える』では、深田さんは妊活妻を演じたものの、平均視聴率は6%台と振るわなかった。でも、“はじこい”人気の効果で、次はイケるのではないかと見込んでいます」

 年商200億円を稼ぐシーラホールディングスの杉本宏之会長(41)をゲットしたうえに、仕事でも絶好調なのである。

「深田さんは、ともすると“ブリッコ調”になってしまうことがありましたが、“はじこい”はくさみが取れた演技で好感が持てました」

 と解説するのは、作家の麻生千晶氏である。

「ずっとかわい子ちゃん路線で来て、30代になったところで、所属するホリプロとしても本人に傷がつかず、かつピッタリと合った役を見つけてくるようにしているのではないでしょうか。深田さんは何の役を演じても同じに見えてしまうなどと、あまり良くない評価を受けることがあります。しかし、年齢が顔に出ることもなく、いつまでも変わらない自然体が彼女の良さであり、魅力なのです」

 要するに、年齢より見た目の方が若く見える間は勢いが続くということか。

「週刊新潮」2019年4月11日号 掲載

4/15(月) 5:57配信 デイリー新潮
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