女優の高畑充希(27)が12日、自身が主演する舞台「奇跡の人」(13日〜29日、東京芸術劇場プレイハウス)の本番直前ゲネプロを行った。

 本作は、高畑が家庭教師アニー・サリヴァン、人気子役の鈴木梨央(14)が「見えない、聞こえない、話せない」という三重苦の少女ヘレン・ケラーを演じる。甘やかされて育てられたヘレンを、サリヴァン先生が自立した大人に育てる物語。第二幕の食卓シーンでは高畑と鈴木の本気のファイティングが舞台上で行われる。

 高畑は、今回で本作への出演は3度目だが、今まではヘレン・ケラー役として出演。今作で初めて先生役に挑む。「今回初めて言葉を発することができ、この舞台の台詞の面白さや深さに気づかされています」。“生徒”の鈴木に関しては「若干14歳ながら経験も豊かで、本番でも私の方がヘマしたりしそうな気がしますが(笑)、梨央ちゃんがいてくれたら大丈夫な気がしているくらい、安心感があります」と、初舞台となる鈴木を“先生”として絶賛した。

 鈴木は「初めての舞台で、今日まで1か月以上、共演者の皆様とひとつになって頑張ってこられたこと、この舞台に立てることが本当にうれしいです」と喜びをかみしめつつ、「高畑さんのアクションや動きなどのアドバイスを沢山いただき、とても勉強になりました」と、高畑から“演技の授業”があったことを明かした。

スポーツ報知
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画像 舞台「奇跡の人」で好演する高畑充希(右)と鈴木梨央
https://amd.c.yimg.jp/im_sigg.dS1awJFrBqAVjeinLyT0Q---x900-y599-q90-exp3h-pril/amd/20190412-00000261-sph-000-1-view.jpg