3月12日に麻薬取締法違反の罪で起訴された俳優でミュージシャンのピエール瀧(本名・瀧正則=51)被告が、4月4日に保釈された。
NHKの大河ドラマや連続テレビ小説、映画やCMなど、幅広く活躍する人気芸能人の不祥事で、エンタメ業界各所に激震が走った。

その瀧を発端に、芸能界の薬物汚染に関する報道が噴出している。4月4日発売の『女性セブン』(小学館)では、
瀧を逮捕した厚生労働省麻薬取締部(以下、麻取)が、芸能界をターゲットに水面下での捜査を進めていると報じている。

「さらに記事では誰もが知る“国民的タレントF”は、すでに逮捕が秒読み段階にあるという捜査関係者の証言が掲載されていました。
昨年の夏頃には、麻取がFの家宅捜索に入っており、“黒に近いグレー”と判断されているそうです。
しかし、Fが逮捕された場合、あまりにも社会的影響が大きいため、“完全な黒と判断できない限り、逮捕できない”のだとか。
ピエール瀧でも、あれほどの大騒動になったわけですからね。Fの正体が気になるところです」(芸能記者)

『女性セブン』のこの報道により、マスコミ関係者やネットでは「Fは誰なんだ?」と正体探しが加速し、論争が巻き起こっている。

「芸能記者の間でも、Fが誰なのか特定作業が進められていて、現在3人の芸能人の名前が上がっています。1人目は大物ミュージシャン。
人気絶頂だった20年ほど前に合成麻薬などを使用しているという疑惑が一部メディアで噂されました。実は、昨年末にもAの自宅を麻取がガサ入れしたと言われているんです。

2人目は映画やドラマ、さらにはバラエティにも出演する大物俳優です。
コミカルな三枚目役からコワモテの親分役など、巧みな演技力で長年にわたって活躍していますが、昔からウラ業界では悪い噂も絶えない人物なんです。

3人目は多くの番組でMCを務める人気タレント。好感度も高く、老若男女に支持される人気者です。
今回名前が上がっている、ミュージシャン、俳優、タレントのいずれかが逮捕されるとなった場合には、ピエール瀧以上の衝撃が走ることは間違いありません」(前出の芸能記者)

ネットでは3人以外にも、“F”に関してさまざまな芸能人の名前が上がっている。
2020年の東京五輪開催に向けて取り締まりを強化しているとされる薬物犯罪。今後も芸能人の逮捕が続くことになるだろうか……?

http://dailynewsonline.jp/article/1768686/
2019.04.10 07:20 日刊大衆