4/9(火) 22:02配信
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ダイアナ元妃、死亡事故で負ったのは「ほんの小さな傷だった」

ダイアナ元妃の死因について新たな考察を語っているのはリチャード・シェパード医師。イギリス屈指の法医学者で事故当時、元妃の死因について調査した人物だという。新たな著書『Unnatural Causes(原題)』を出すシェパード医師がその中で「元妃のケガは非常に小さいものであり、血管に裂傷ができた程度」だったと書いていることが明らかになった。それが死に結びついてしまったのは「その箇所が悪かった。肺のとても奥の方だった」からだと述べている。


「彼女のケガはとても珍しいもので、私のキャリアを通しても他で見たことのないものでした」とシェパード医師。「元妃の死は私たちがよく言う“もしあのとき、ああしておけば”という古典的な見本のようなものです。もし元妃がシートにぶつかる角度がほんの少し違っていれば、もし車がもっとゆっくり走っていれば」元妃が命を落とすことはなかったのではないかと書いている。

「もし元妃がシートベルトをつけていてシートから投げ出されなければ、おそらく肋骨が折れて少し息が不自由で骨折した腕を包帯で釣った姿で彼女は2日後にみんなの前に現れたでしょう」というシェパード医師。歴史に「もし」と言いたくなることはよくあるけれど、世界中が嘆いたダイアナ元妃の死にこんな些細な「もし」があったなんて、改めて悲しい。
(text : Yoko Nagasaka)

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