4/6(土) 0:27配信

6月の任期満了で退任を表明した日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)の後任に、柔道五輪金メダリストでJOC常務理事の山下泰裕氏(61)の就任が確実な情勢となったことが5日、関係者への取材で分かった。既に関係幹部へ同職受諾の意思を伝えていた。

山下氏は現在、JOC選手強化本部長を務めているが、会長職との兼任は困難のため後任を検討中。全日本柔道連盟の会長職は続投する方向で調整している。

今後の焦点は任期。7月、新理事による理事会の互選で新会長を決め、任期は2年。既に国際オリンピック委員会(IOC)委員を辞任した竹田氏に替わり、日本側が同委員に山下氏を推薦するには多選が必要との見方が強い。山下氏はまず、20年東京五輪の成功が最優先課題との考えが強く、2期目以降については今後の調整課題となる。専務理事などの重要ポストに外部人材を登用する検討もなされている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190406-04060002-nksports-spo