2019年04月04日 10:00
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 女優の広瀬すず(20)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月〜土曜前8・00)の第3話が4日に放送され、平均視聴率は23・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが5日、分かった。

 初回は22・8%で、今世紀最高を記録した「まんぷく」の初回23・8%には及ばなかったが、同作の最終回(3月30日)22・1%を上回る好スタート。今世紀としては「まんぷく」「ほんまもん」(2001年前期、23・1%)に次いで3番目に高い初回の数字となった。

 第2話は20・9%と初回から1・9ポイント下げたが、第3話で一気に2・1ポイント上昇し、初回を超えた。

 戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 節目の朝ドラ通算100作目。日本テレビ「泥棒家族」や大河「風林火山」などで知られる脚本家・大森寿美男氏(51)が03年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良(54)が語りを担当。主題歌「優しいあの子」はスピッツが書き下ろした。9月28日まで全156話。

 第3話は、北海道・十勝の柴田家に来て以来、なつ(粟野咲莉)は泰樹(草刈正雄)の指導の下、酪農の仕事を覚えようと早朝から働いていた。柴田牧場で働く菊介(小林隆)と悠吉(音尾琢真)親子は、重労働にも取り組むなつの姿に感心。しかし、富士子(松嶋菜々子)は学校にも行かずに働くなつを心配する。そんなある日の夕食、なつは食事をしながら居眠りをしてしまう。その姿を見た富士子は、たまらず泰樹に向かって思いをぶつける…という内容だった。