3月21日に惜しまれながらも現役引退を表明した、メジャーリーグ・シアトル・マリナーズのイチロー選手。“偉大な野球選手”の引退は多くの野球ファンを感動させたが、その裏では思わぬ批判も飛び出していた。

 自身のブログで「とんだ茶番のイチロー」と題して引退試合を批判したのは、お笑い芸人のダンカンだ。本文冒頭で「なんだこのシラケ・・」と綴ったダンカンは、イチローがチームメイトに出迎えられた場面のテレビ画像を添付。続けて「最後が客寄せパンダって・・くだらね〜」と短い文章で締めくくった。

 ダンカンの発言に、ネット上では「イチローの足元にも及ばないくせに僻むなよ」「客寄せもできない人間が偉そうに言うな」などと批判が殺到して炎上。翌日ブログを更新したダンカンは「腹立たしかったのはペナントレース(公式戦)をイチローの引退試合にしたMLBやその周辺」とした上で、「言葉が足らなかったことは申し訳ありませんでした」と謝罪している。

 一方でダンカンの言い分に理解を示す声もあり、作家の山田隆道は3月27日付「日刊ゲンダイDIGITAL」記事でダンカンを擁護。「中継した日本テレビの演出は昨今の地上波テレビでおなじみの感動ポルノ的なもの」「日本のファンのためのイチロー引退興行という様相だった」とコメント。ネット上でも「確かに公式戦でやることじゃない」「感動を売りにした日テレの戦略をひしひしと感じる」「イチローの生き様にケチをつける気はないけど、もっとほかの方法で引退試合を見たかった」「ほかの選手のコンディションを考えると開幕戦が引退試合というのは解せない」といった反応が寄せられている。

 引退直前にイチローへ厳しい言葉を向けていたのは、野球解説者の野村克也。写真週刊誌「FLASH」(光文社/3月26日号)のインタビューで野村は、イチローが“天才”であることは認めつつ「私はイチローが好きではない」「『俺は人とは違うんだ。特別なんだ』と思っているように感じられるからだ」と語っている。その半面、イチローの引退後となる3月24日放送のテレビ番組『S1』(TBS系)では、「最高の選手」とイチローを称賛した野村。「まだやれるでしょう。監督イチローを見てみたい」と期待を寄せていた。

 イチローが“外野”の声を耳にしているかは定かでないが、まずはゆっくり休んでほしいというのがファンの思いではないだろうか。

http://dailynewsonline.jp/article/1750164/
2019.03.28 19:33 ビジネスジャーナル

★1:2019/03/28(木) 21:08

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