スポーツ庁は27日、2020年東京五輪・パラリンピックに向けて、19、20年度に重点的に支援する23競技を発表し、五輪で最上位のSランクに空手、柔道、体操、バドミントン、レスリングを選んだ。助成金を30%程度増やす方針。

 16年リオデジャネイロ五輪・パラリンピックや世界選手権の成績などを評価し、本番でメダル獲得が有望な競技を選定した。助成金が20%程度増額されるAランクには陸上、水泳、卓球、野球、スポーツクライミングなど10競技。パラリンピックではボッチャ、車いすテニス、水泳など8競技の支援が強化される。

 今年行われる世界選手権で優秀な成績を残せば、重点支援の対象に追加される。鈴木大地長官は「20年東京大会で過去最多の金メダルを獲得していただきたい」と述べた。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190327-00000124-jij-spo