福岡ソフトバンクの工藤公康監督(55)が22日、現役引退を表明した母校の愛知・愛工大名電高(工藤監督在校時は、名古屋電気高)の後輩でもあるイチロー外野手(45)への思いを語った。

広島とのオープン戦(ヤフオクドーム)前に「ぼくは(現役で)50歳までいくと思っていたし、いける唯一の人と思っていた。
同じ高校を出た者として、野球選手としても尊敬しているし、後輩としては誇りに思っている。
そういう人が決断をした。28年間おつかれさまでしたという思いです」とねぎらった。

日米通算4367安打(日本1278、米国3089)を放つなど数々の記録を残した。あらためて功績の偉大さにも言及。
「イチロー君が言っていたが、いつか後輩がいろんな記録を抜いていく。
そういうのはあるかもしれないが、野球界で金田さんの400勝を抜けないのと一緒で、
イチロー君の日米通算の安打数は抜けないのでは。永遠に残る数字なのかなとも思う」とたたえた。

現役時には何度も対戦した。当時を回想して「1度見せたボールは、次投げたら打たれる。ボールの軌道の変化などを一発で見破られた」とし、
「左対左だったのでね。インサイドのスライダーで見逃し三振を取ったことがあるが、次のオリックス戦ではライト線にツーベースを打たれたな」と懐かしんでいた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190322-00010020-nishispo-base
3/22(金) 16:14配信