麻薬および向精神薬取締法違反(使用)容疑によるミュージシャンで俳優のピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)の逮捕劇の舞台裏を、一部スポーツ紙が報じた。

 瀧容疑者を逮捕したのは、通称・麻取と呼ばれる関東信越厚生局麻薬取締部。瀧容疑者の逮捕以前、麻取りは、昨年5月頃、有名人の息子の捜査と、9月頃に有名俳優の捜査を行い、いずれも自宅に踏み込んで捜索したものの、薬物の使用や所持を裏付ける証拠を見つけることができなかったという。

 「麻取といえば、警視庁と張り合っていることで知られるが、このところ、大物有名人の逮捕がなかった。そのため、上層部が檄を飛ばし、薬物のうわさが浮上した有名人は片っ端から内定を行っていたようだ。そして、ようやく瀧容疑者の逮捕に至ったが、もし、今後、昨年逮捕に失敗した2人を警視庁が逮捕したら大失態になってしまうだろう」(全国紙社会部記者)

 そんな中、警視庁も麻取も長年、なんとかお縄にしようと狙うものの、なかなか逮捕されないのがある人気グループの中心メンバー・Xだというのだ。

 「若いころはやせていましたが、このところ激太り。ライブ前でも当たり前のようにキメているようで、逮捕されないのが不思議。とはいえ、闇社会にもルートがあり、当局の動きを完全に読んでいるようで、なかなか逮捕されるような動きはしないそうです。ビッグネームですが、このところヒット局はなく、瀧容疑者に比べれば“実害”は少ないですが、インパクトは絶大です」(同前)

 とはいえ、逮捕されないという保証はないだけに、今後もXは徹底的にマークされ続けそうだ。

https://wjn.jp/article/detail/5497783/