3月13日未明、芸能界に激震が走った。ミュージシャン、俳優とマルチで活躍中のピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者が、
12日、自宅でコカインを使用していた疑いで、関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕されたと速報が打たれた。
調べに対し瀧容疑者は「コカインを使用したことは間違いありません」と容疑を認めているという。

「このニュースを受け、テレビ局関係者が編成の見直しに奔走しています。NHK大河ドラマ『いだてん』では足袋職人の黒坂辛作役で出演していますが、
すでに3カ月先まで収録済み。今後は出演部分をすべて差し替えることになるでしょう。
また、ディズニー映画『アナと雪の女王』の日本語吹き替え版では、大人気キャラクターのオラフの声も担当しています。こちらは関連DVDなどすべて販売中止になるでしょうね。
損害賠償額は数十億円に上ることが予想されます。超売れっ子だっただけに、その影響も計りしれません」(スポーツ紙記者)

ネット上では《昔のピエール瀧を知っている人は驚かないけどな》《テクノとドラッグは親和性があるからね。
昔からやってたんだろ》《売れないミュージシャンからここまで出世したのにバカだよね」など、特に音楽ファンからは瀧容疑者ならあり得る≠ニいう反応が散見された。

数ある薬物の中でコカイン≠ヘ常習性がかなり高いと言うが、実際はどうなのか。

「コカインは海外ではハリウッド俳優が使う『セレブドラッグ』として有名です。
南米に生育する植物『コカノキ』から精製され、粉末を鼻から吸引するのが一般的です。
強烈なアッパードラッグで、体中が開放されるような高揚感があるため、昔からパリピ≠フ間でもてはやされています。
瀧容疑者のあのテンションの高さも、今思えばドラッグの影響だったのかもしれませんね」(同・記者)


勝新太郎、桑名正博、カルーセル麻紀…
コカインといえば思い出されるのが勝新太郎だろう。
1990年、ホノルル空港で、下着にマリファナとコカインを入れていたとして現行犯逮捕され、懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決が下っている。
また、カルーセル麻紀は2001年9月に大麻とコカインを自宅に隠し持っていたとして逮捕された過去がある。

「ミュージシャンでは桑名正博が77年9月、大麻とコカインの使用で逮捕されました。
また『THE JAYWALK』のメンバーでボーカルとギターを担当していた中村耕一は10年3月9日、東京都港区西麻布の路上で乗用車内にいるところを職務質問され、覚醒剤を所持していたとして逮捕。
その後、自宅でコカインと大麻、吸引器具が発見されています。海外ではグラミー賞に輝いたブルーノ・マーズがコカイン所持で逮捕。
他にもホイットニー・ヒューストンやレディー・ガガがコカイン中毒だったことが知られています」(音楽ライター)

瀧容疑者の場合、初犯なので執行猶予が付くことが予想されるが、音楽活動はともかく、タレント、俳優としての復帰はほぼ絶望的というのが大方の見方だ。
自業自得とはいえ、お茶の間のファンを裏切った行為は決して許されないだろう。

http://dailynewsonline.jp/article/1729573/
2019.03.13 11:24 まいじつ