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アンコールを受けて再登場した米津とバンドメンバーは「ごめんね」でライブを再開。「君と繋がっていたいだけ」と歌いながらフロアに向けて手を伸ばした米津は「一緒に!」と観客にシンガロングを煽る。オーディエンスの合唱を浴びた米津はうれしそうにステップを踏んで口元を緩ませ、無数のシャボン玉の中で2万7000人と歌声を重ねた。

米津はギタリストの中ちゃんとツアーの思い出話を語り合ったあと、客席から上がる声にイヤモニを外して耳を傾ける。「愛してる!」の声に応えて「俺も愛してるよ!」と叫んだ米津は「もっかい聴きたかったら次のライブまた来てね。次のライブでもしかしたら言わないかも知れないけど(笑)。今回のツアーは終わるけれども、また近いうちにね、やるんで。決まってないけどね。でもそのときにまた会いましょう、みんなで」と告げ、最後に「クランベリーとパンケーキ」「灰色と青」を熱唱。メンバーと肩を組み、ゆっくりとお辞儀をしてツアーの幕を下ろした。

「米津玄師 2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃」の国内編はこれにて終了。このツアーの追加公演として、初の海外公演を中国・上海メルセデス・ベンツアリーナ、台湾・台湾大学綜合体育館で行う。