竹内まりやは

アイドル歌手じゃないなぁ

当時のアルバムもってるけど
完全な大学生ポップス歌手だよ。

アイドル的なところったけど本人はそれを嫌っていたし
自分は普通に音楽が好きでやってるんだというスタンスだった。
才能うんぬんは別で。
凄いカラッとした歌い方と完成で本当にアメリカンミュージックが
好きなんだということがわかる。吉田拓郎のファンだったとか嘘だろと。
昔のポップスも好きだし詳しかったらしいね。

少なくとも今のAKBのスタンスでは全くない。

作詞作曲で頭角あらわす前の映像で
ピアノを弾きながらポップスを歌う竹内をみたこと
あるけど凄い良かった。
物凄いアメリカンポップスしていた。

もともと凄い洋楽志向なんだよ。

そこらがユーミンや中島みゆきと根本から違う。
ユーミンとみゆきは完全にドメスティック路線だし
いわゆるニューミュージックだ。

達郎やまりやは、基本、アメリカンポップスのレベルに
どうやって到達するのかという志向があったと思う。
彼らにとっての最高峰はビーチボーイズやキャロル・キングなんだよな。

ユーミンや中島みゆきだって洋楽をいっぱい聞いていたし
ヒントにしてもアメリカンポップスをそのまんま持ってくる気は全くなかったし
あくまでもニューミュージックという国内路線のドメスティックな歌手だった。
そこいらはYMOや坂本龍一なんかとはやっぱり違う。