阪神は10日、本拠地甲子園で巨人とのオープン戦を行ったが、1−3で敗れた。これでオープン戦は1分けを挟んで6連敗。これは金本前監督が指揮を執った昨季と同じペース。オリックスからフリーエージェントで加入した西が3回を1安打無得点に抑える収穫はあったが、打線は停滞したまま。九回、D3位・木浪(ホンダ)の右中間適時三塁打で奪った1得点のみだった。

 矢野監督は「打てなかったら、そう(淡泊に)見えているところもあるしね。ただ、それを俺は肯定する気持ちもなにもないけど。ある意味、これがシーズンじゃなくて良かったという部分もあるしね。だから、前を向いてやっていかないとアカンと思うしね」

 今季初勝利はお預けとなったが、最終回、木浪のタイムリー三塁打で盛り上がった虎党に触れ「最後のタイガースファンの応援を見てもね。あれだけの応援をしてくれるわけだから。俺らはそれに応える部分を出していかないとアカンから」と感謝していた。

3/10(日) 17:43配信 サンスポ
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