日曜日のゴールデンタイムといえば、NHK大河ドラマ、TBSの日曜劇場、『行列のできる法律相談所』『世界の果てまでイッテQ!』などの人気番組がひしめく超激戦区だ。

そのゴールデンに、今年1月から青春応援バラエティ『アオハルTV』(フジテレビ系)がスタートした。
司会は、芸能生活30年にして、フジテレビ系ゴールデンのMCを初めて務めるヒロミ(54)。

『アオハルTV』では、他にSexy Zoneの菊池風磨(23)と佐藤勝利(22)、ビビる大木(44)、DAIGO(40)がレギュラー出演している。

この番組は、昨年の4月27日と9月20日にパイロット的にオンエアされた『青春アオハルTV』をレギュラー化したもの。

ところが、1月27日に2時間スペシャルとして放送された第1回目の視聴率は、4.1%。大コケのスタートとなった。

その後、2月10日放送の2回目が3.3%、2月24日放送の3回目が4.7%と番組開始以来、一度も5%を超えたことがないという惨状を呈している。

「フジテレビは真っ青です。不調とはいえ、さすがに、ゴールデンでこの数字はありえない。
打ち切りが話題なるのも仕方がありません。局内では番組開始60日の最短スピード記録で終わるのでは、と噂されています」(制作会社関係者)

この低視聴率の大きな要因は、番組の企画そのものが「とにかく面白くない」という根本的なところにあるようだ。

ネットに寄せられた評判も「アオハルTV、絶対つまらないだろと思って見たら予想を上回る勢いでつまらなかった」「アオハルTV企画がつまらないな」
「アオハルTV見返してみたけど、やっぱり最初の20分ぐらいが本当につまらない」「アオハルTVなんとかしてよ」など、散々だ。

番組の目玉というべき企画が、1つの道を極める達人の元で出演者がいろいろな体験をする「アオハル課外授業」がある。
MCのヒロミが洞窟を探検したり(1月27日放送)、アイスクライミングに挑戦したりする(2月24日放送)のだが、

「『イッテQ』のイモトアヤコ(33)的な感動を狙ってるのかもしれませんが、どこから見てもオッサンでしかないヒロミが、延々と氷壁を登るような映像を見せられても……。
セクゾのファンなど、若い層の視聴者を狙っているのでしょうが、そこにヒロミが頑張る映像は何も刺さらないはず。何がしたいのか分かりません」(放送作家)

こうなると打切りが話題になるのも仕方のないところだが、なんと、番組自体が打ち切りになっても、ヒロミやSexy Zoneは、「次の番組でもレギュラーとして残るはず」(前同)というのだ。

「低視聴率は“あくまでも企画が悪いのであって、出演者が悪いのではない”という強引な解釈になるのでは、とささやかれています。
でも、ヒロミやSexy Zoneが数字を持っていないことは、この番組の視聴率3〜4%という数字が端的に示していると思うのですが……」(同)

はたして、記録に残るスピード打ち切りはあるのか!?

http://dailynewsonline.jp/article/1725126/
2019.03.10 07:30 日刊大衆