ガンバ大阪は3月9日、レアル・ソシエダから22歳のスペイン人MFダビド・コンチャを20年1月1日までの期限付き移籍で獲得したと電撃発表。背番号は「11」に決まり、本拠地パナソニックスタジアム吹田で行なわれた名古屋グランパス戦、そのハーフタイムでさっそくサポーターにお披露目された。

 ラシン・サンタンデールの下部組織で育ったコンチャは、2013年に17歳でプロデビュー。15年に“育成の名門” R・ソシエダに引き抜かれ、16年にトップデビューを飾った。ラ・リーガ1部の通算成績は8試合・0得点だ。

 17-18シーズンにはバルセロナB(当時は2部に所属)にレンタルされ、研鑽を積んだ。スペインU-19代表の招集歴もある俊英だ。
 
 持ち味は精度の高い左足のキックと果敢なドリブルで、2列目ならどこでもプレーできるチャンスメーカーだ。172センチと上背こそないものの、一級品のスピードを誇る。4−4−2システムを主に用いる今季のG大阪。サイドハーフのポジションは右の小野瀬、左の倉田が幅を利かせているが、お世辞にも層が厚いとは言えない。まさに、おあつらえ向きの補強である。

 ホームサポーターに「コンニチワ、オオサカ」「マイド、オオキニ」と関西弁で挨拶し、さっそく笑いを誘ったコンチャ。開幕3試合で1勝2敗、8得点・8失点とどこかすっきりしないスタートのG大阪において起爆剤となれるか――。

3/9(土) 17:31 サッカーダイジェスト
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