欅坂46の人気メンバー長濱ねる(20)がグループを卒業することを7日、ブログで発表した。

〈8枚目のシングルをもちまして私は欅坂46を卒業します〉とつづられた突然の卒業宣言に、
ネット上では「ショック」「寂しい」「信じられない」と悲しみの声が相次いだ。

ブログでは〈今週末から始まる全国握手会が最後の握手会となります〉とある。
握手会自体は7月ごろまで続くが、ブログでは今月の21日に大阪で行われる握手会までの日程しか書かれておらず、
この日をもっての卒業が濃厚のようだ。

長濱と言えば、2015年に行われた欅坂46の一期オーディションに特例で合格したメンバー。
最終審査当日に母親の反対で、地元の長崎に連れ戻されて辞退したが、
その後、父親と運営スタッフの話し合いで、遅れてグループに合流した逸材だ。

17年に発売した写真集「ここから」(講談社)は、10回の重版で累計発行部数20万部を超える大ヒット。
エースの平手友梨奈(17)とグループで1、2位を争う人気者だ。

それだけに、卒業コンサートを行う予定がないのはファンにとっては残念に違いない。

「欅坂46は過去の卒業生も卒コンは行っていません。
成人式も行わないなど、AKB48や乃木坂46とは違った路線で売っていくという方針があるようです。

しかし、長濱ねるはAKBでいえば指原莉乃、乃木坂でいえば白石麻衣のような存在。
スキャンダルや不祥事があれば話は別ですが、卒コンをやらないとなるとファンも納得しないのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

突然の卒業発表だが、「以前から伏線はあった」と、日韓芸能ジャーナリストの吉岡斗志氏はこう続ける。

「長濱さんはアイドル以外にやりたいことが見つかったのかもしれません。
長濱さんは以前、テレビ番組で『やりたいこと』と『やった方がいいこと』、どっちを優先したらいい? と発言。
ファンの間では性格的にアイドルに向いていない、卒業してしまうのでは? という噂が広まりました。

また、学業に専念したくなったのかもしれません。2018年に卒業した米谷奈々未さんと同様に、
偏差値の高い長崎西高校に通っていたので“秀才コンビ”と呼ばれていました。アイドルでなければ今ごろ、難関大学の学生だったかもしれません。
あとは体調不良の可能性も指摘されています。最近はテレビやラジオの欠席が多く、心配していたファンは多数いました」

はっきりした理由は発表されていないが、多くのファンは薄々、卒業を感じていたようだ。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/249076