3月7日に放送された『シンソウ坂上』(フジテレビ系)のフィギュアスケートの企画が物議を醸している。過去の名選手を紹介する内容だったが、
2010年バンクーバー五輪銀メダリストの浅田真央を紹介したシーンはごくわずか。
これに視聴者から不満の声が相次いだ。

番組のテーマは「日本フィギュア界が強くなった3つの真相」。
過去に活躍したフィギュアの名選手3人を紹介し、五輪でメダルを獲得するまでに成長した日本フィギュア界の「強さの秘密」に迫る特集だった。

最初に登場したのは、1992年アルベールビル五輪で銀メダルを獲得した伊藤みどりだった。
番組は伊藤がジャンプ力を強化してメダル獲得につなげたと紹介。
その後、伊藤や元選手の本田武史へのインタビューを通し、残り2選手を紹介することになった。

あれだけ貢献した人に冷た過ぎる…
番組は、伊藤へのインタビューをもとに荒川静香が2006年トリノ五輪で金メダルを獲得した経緯を紹介。
また、最近、現役復帰を果たした高橋大輔がステップの技術を磨き上げ、バンクーバー五輪で銅メダルを獲得するまでに靴選び≠ナ苦労した話も回顧した。

鈴木明子もスタジオゲストとして登場。村上佳菜子の子供時代や本田へのインタビューシーンもふんだんに盛り込まれた。
ところが、なぜか浅田の過去映像が流れたのは数分程度で、伊藤が評するシーンもごくわずか。これに視聴者は不満をあらわにしている。

《違和感ありまくり構成だった》
《強くなった3つの真相って、結局なんだったか全く伝わらなかった》
《真央ちゃん(の出演シーン)ちょっとだけだった》
《もうすぐ番組終わるけど…あれだけ? がっかりだな》
《真央ちゃんを語らずして日本フィギュア界を語れるわけないじゃないですか》

番組では浅田の2014年ソチ五輪でのフリー演技も放送していたが、ファンは《ソチのフリーだけ流してお茶を濁してましたけど、
あれだけ人気にも収益にも底上げにも貢献した人に対して連盟って徹底して冷たいですよね》とも。
どうやら一部のフィギュア関係者にとって、浅田は「もういいじゃないか」程度の存在になってしまったのかもしれない。

http://dailynewsonline.jp/article/1722598/
2019.03.08 11:21 まいじつ