阪神2軍練習試合(6日、阪神5−5奈良学園大、鳴尾浜)阪神のドラフト3位・木浪聖也内野手(24)=ホンダ=が6日、奈良学園大戦に「3番・三塁」で先発し、3二塁打2打点。
キャンプ中から実戦11試合で打率・538(26打数14安打)と絶好調で矢野燿大監督(50)も開幕1軍“当確”を明言した。

鳴尾浜に移っても、やはり木浪の輝きは変わらなかった。二塁打、二塁打、また二塁打! 開幕1軍をほぼ決定づけた。

「(出場試合が)1軍でも2軍でも、やることは変わらないです。1日(1本でも)打つことがアピールになる。そういうところにこだわっていきたいです」

一回無死一、二塁。プロ注目の最速145キロ左腕・菅田大介投手から左翼線にはじき返し、先制点をたたき出した。
三回1死走者なしでは三塁手の後方へポトリと落とす、技あり。「(毎打席)修正して打席に立つことができました」と満足することなく、五回1死一塁からは右翼線に運んだ。
大学生相手とはいえども、すべて左投手から3打数3安打2打点。

開幕1軍へ大前進としてキャンプを打ち上げたが、関西に帰っても、勢いは止まらない。
いや、むしろ、増している。
実戦11試合で打率・538(26打数14安打)。矢野監督も、ついに開幕1軍にゴーサインを出した。

「(木浪を)外す理由がないでしょ。今のままじゃ。想像を超えてるよね。
もともと守備はいいな、スローイングいいな、どこでも守れるなという評価でキャンプスタートしたけど」と打撃の意外性を高く評価した。

内野ならばどこでも守れる。左投手も苦にしない。勝負強さもある。
鳥谷、上本、糸原、北條らへの起爆剤にもなる。木浪はさらにエンジンをふかすと約束した。

「まだオープン戦ですが、結果を出さないと。開幕に1軍にいられるように」

サクラが、咲き始めた。満開にするかどうかの大切さは、もちろん木浪が一番分かっている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190307-00000023-sanspo-base
3/7(木) 7:00配信

https://www.youtube.com/watch?v=4cyOLcbgpVs
阪神 木浪 7試合連続ヒット