公開中の映画『アクアマン』が、2019年に公開された洋画の中で、最速で観客動員数100万人を突破した(以下、1ドル110円換算・数字はすべて配給調べ)。

 本作は、ジェイソン・モモア演じるDCコミックスの人気キャラクターであるアクアマンの活躍を描く。メガホンを取ったのは、『ワイルド・スピード SKY MISSION』で知られるジェームズ・ワン監督。共演には、アンバー・ハード、ウィレム・デフォー、ニコール・キッドマンが名を連ねる。

 公開初週の全国映画動員ランキングで2位を記録していた同作は公開から26日間で100万6,385人を動員し、興行収入は14億7,715万9,600円と、15億円突破が目前に迫っている(数字はいずれも3月5日時点のもの)。ヒットを支える口コミの核となっているのは、海中での迫力あるバトルアクションや映像の美しさで、SNSなどでもクオリティーの高さに反響が多数寄せられている。

 さらに、海外の興行収入(米国以外)では8億590万ドル(3月4日時点・886億4,900万円)という数字をたたき出した。これはアメコミを基にした単独ヒーローが主人公の実写映画として、これまで1位だった『アイアンマン3』(2013)の8億579万7,258ドルの記録を更新したことになる。今後、どこまで記録が伸びるのか期待が高まるところだ。(編集部・梅山富美子)


2019年3月6日 20時05分
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