強制性交の疑いで逮捕された俳優新井浩文容疑者(40)出演作品の公開や放送が、延期または中止になることについての損害賠償額は、計5億円を超える可能性もある。

映画の場合、撮り直しする場合、関係者によると「再撮影の分量によって、請求額が変わる」という。全部撮り直す場合は、製作費丸ごと1作分を請求することになり半分で済めば、請求額は低くなる。新井容疑者は「台風家族」(6月公開予定)は2番手、「善悪の屑」(今年公開予定)はダブル主演のため、公開には大部分を撮り直す必要が出てくる。製作費が仮に1作5000万円とした場合、2作で1億円になる計算。

撮り直しせず“お蔵入り”になった場合、公開していたらあったはずの売り上げを請求する営業補償を求めることになる。金額は作品ごとに異なる。新井容疑者の仕事は多くドラマ放送や配信中止、延期、DVD発売延期、ネットCM配信停止などを合わせ5億円を超えることも考えられる。

2/8(金) 4:00配信 日刊スポーツ
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