トルコの名門で、空前の“カガワ・ブーム”が巻き起こっている。

 先月31日に閉じた移籍史上の最終日にベジクタシュへ駆け込み入団を果たしてから約1週間、香川真司の人気はうなぎ上りだ。

 現地時間2月3日に行なわれたシュペル・リギ第20節のアンタルヤスポル戦で、80分に途中出場を果たしてから、わずか3分の間に2ゴールを挙げるというインパクト大のデビューを飾ったことも、大きな要因となっている。

 トルコでの初実戦の舞台で、目に見える結果を残した香川。そんなサムライ戦士に、ベジクタシュ・ファンはハートを鷲掴みにされている。それを裏付けるのが、ユニホームなどのグッズ販売の推移だ。

 イスタンブール市内にあるベジクタシュのファンショップの店主であるヒュセイム・ミチャン氏は、トルコ・メディア『Star』の取材に対して「嵐が起きているよ」と語り、“カガワ・ブーム”から来る、グッズ売り上げの変化について語っている。

「間違いなく、嵐が起きていると実感している。すでに日本人のファンが、カガワのユニホームをかなり注文してくれている。彼が入団した31日から、予約件数は12倍に増加しているんだ。

 普段はこんなに日本人からの発注を受けることはないから、凄いことだと思うよ。私の友人は、すでに彼の入団記念の特別なシャツを作っている。時間はかかるかもしれないいが、確実に売り出すつもりだ」

 さらに『Star』は、9日に行なわれるホームでのブルサスポル戦で、ベジクタシュが「公式な香川の特別シャツを準備している」と伝えた。

「カガワは、デビューからわずか19秒でゴールを決めるという離れ業をやってのけた。そんな彼を本拠地で迎え入れるべく、早くもベシクタシュはブルサスポル戦に向け、特別な準備をしているようだ。

 今週の土曜に行なわれるボーダフォン・アリーナ(ベシクタシュのホームスタジアム)の試合に向けて、ベシクタシュは2万5000枚のシンジ・カガワのスペシャルTシャツを用意している」

 いまや、天井知らずで伸び続ける人気。その一大ムーブメントに応える活躍を、香川は披露できるのか? この先のパフォーマンスから目が離せない。

2/7(木) 17:21配信 サッカーダイジェスト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190207-00053906-sdigestw-socc

トルコ1部ベシクタシュに加入した元日本代表MF香川真司(29)が、9日のホーム・ブルサスポル戦で初先発する見通しとなった。7日に地元紙バタン(電子版)が報じた。

 ドイツ1部ドルトムントから期限付き移籍で加入した香川は、3日のアウェー・アンタルヤスポル戦で出場直後3分で2ゴールを挙げるなど、衝撃的なデビューを飾った。同紙によると、ギュネシュ監督はフィジカルコンディションにまだ不安は残るものの、香川の先発起用を決断。トルコ代表MFジャネル・エルキン(30)に代わって4―2―3―1の左MFに入る見通しという。トップ下にはセルビア代表MFアデム・リャイッチ(27)が入ることが濃厚で、2列目でコンビを組むことになりそうだ

2/7(木) 17:19配信 スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190207-00000152-spnannex-socc