巨人の森福允彦投手(32)が2日、2軍宮崎キャンプでフリー打撃に登板した。

右の笠井、岸田を相手に計31球を投げて安打性の打球は1本。力強い直球で押し込んでファウルや詰まった飛球が多かった。

森福といえば、クロスステップから上体をトルネードっぽくひねり、サイドスロー気味に投げる変則投法だったが、この日のフォームはどこか様子が違った。

上体のひねりを少なくして、腕の位置は以前より高くなっていた。スリークォーターか、オーバースロー気味と言っても過言ではないほど、上から投げ下ろしているように見えた。

「いい直球を投げるために(横に)なでるんじゃなく、しっかり上からたたきたいなと。
そうなったら自然と腕が上がるんです」とストレートの向上、上から投げ下ろして角度をつけようと思ったことによる、腕の高さの変更と明かした。

ソフトバンク時代は通算384試合に登板した中継ぎのスペシャリストも、巨人移籍後は17年が30試合登板、昨年はわずか2試合の登板に終わった。

勝負の年と位置づける今季、何かを変えないといけないと危機感を胸に試行錯誤して、直球をもう一度磨き直すことを決意。
新たなフォームで投げるため、オフは下半身を重点的に強化したという。
「直球あっての変化球なので。相手は僕と対戦するときに変化球を狙ってくる。そこで直球でストライクを取れたら」。
今季にかける思いが詰まった、キャンプ2日目の打者相手への投球だった。

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2/2(土) 18:35配信

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