1/30(水) 18:20 Billboard Japan
スティーヴ・ルカサー(TOTO)の来日直前インタビューが公開。「約束するよ、死ぬまで毎年一度は日本に足を運ぶ、と。」

「約束するよ、死ぬまで毎年一度は日本に足を運ぶ、と。」

 2月14日(木)の広島公演からスタートし、全国8都市で行われるTOTOのデビュー40周年記念ツアー。2018年の2月にヨーロッパで始まり、アメリカでの大規模なツアーを含め世界を一周。
そしてようやく日本にも来てくれるという”待たされた感”は逆に期待を何倍にも膨れさせ、そのワクワク感はまさに頂点へと達するところだ。
そしてそのTOTOは年末年始をオーストラリア〜ニュー・ジーランドで過ごし、いろいろなフェスへの出演や単独公演で連日大賑わいを見せている。
そしてその最後のショーとなるニュー・ジーランド公演前にスティーヴ・ルカサーが電話インタヴューに応じてくれた。今回のツアーのこと、日本公演の見どころ、そしてグループの歴史の集大成となるボックス・セット『All In』に収められた新曲のことなどを語ってくれた。(Interview & Text:中田利樹)

スティーヴ・ルカサー(以下SL):40周年記念ツアーももう2年目に入っているけれど、とてもファンタスティックだよ。
オーストラリアではフェスティヴァルに出て、ジェファーソン・スターシップなんかとも一緒になったけど、どこもこっちが驚くほど熱狂的な賑わいだ。

中でも一番嬉しいことの一つは、若い層がたくさんライヴを観に来てくれて、皆がオレたちに大きな興味を持ってくれている、ということだね。
ストリーミングも、YouTubeだ、Spotifyだ、いろいろ合わせると10億(回再生)に達するし。バンド自体、この5年で大きくジャンプ・アップしている。
ここに来てさらに新しいキャリアを築いている、そんな気運に乗っているんだ。それも60代になってからだぜ(笑)。
夏にやるアメリカのツアーはすでに全てソールド・アウトだし、ブドーカン(日本武道館)も完売だ。とてもエキサイティングな時代で、とにかくバンドが凄いんだ。
デイヴ(・ペイチ)の代わりにキーボードを務めるゼイヴィアー(ドミニク・”ザヴィエル”・タプリン)がまた素晴らしいプレイヤーなんだ。
以前はプリンスのキーボードをやっていたんだけど(バンド:NPG-Qに参加)、若いのに本当に良いミュージシャンだよ。

(中略)

――では最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

SL:ハロー、ハロー、親愛なる日本の皆、ルークだよ。長年にわたる応援、本当に心から感謝しているよ。
日本には毎年行っているけれど、日本に飛ぶ度に故郷に戻ったような気分になれるんだ。優しい人々、美しい文化、日本に関する全てのことに心を打たれる。
かれこれ43年も近くにいてくれて、本当に光栄に思っている。約束するよ、死ぬまで毎年一度は日本に足を運ぶ、と。

◎TOTO来日公演情報
【40 Trips Around The Sun 2019 JAPAN TOUR】

広島:2/14(木) 広島文化学園 HBGホール
金沢:2/16(土) 金沢歌劇座
福岡:2/18(月) 福岡市民会館
東京:2/20(水) 日本武道館
大阪:2/21(木) 大阪城ホール
盛岡:2/23(土) 岩手県民会館
名古屋:2/25(月) 名古屋国際会議場センチュリーホール
仙台:2/27(水) 仙台サンプラザホール

(以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)

PHOTO: Scott Richie
http://www.billboard-japan.com/scale/news/00000072/72094/650x_image.jpg

http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/72094/2