31歳のDF槙野は今大会、2試合に出場したが、本来の力を出し切れていない。
「出ないときの自分の役割を理解しているし、出るときはチームのためにピッチ上で表現しないといけない」。置かれた立場をわきまえ、覚悟を語る。

1次リーグ初戦のトルクメニスタン戦では主力組で先発したが、20歳の冨安にポジションを譲り、次の出番は控え組主体のウズベキスタン戦だった。
中2日で臨むベトナム戦は、総力戦が見込まれる。冨安が全4試合に出ているだけに、「いつ出てもいい状態をつくらないと」。アピールの場へ準備はできている。

準々決勝からVAR(ビデオ・アシスタントレフェリー)が使用され、DFは注意を払う必要がある。
「できるだけゴール付近で反則しないこと」と言いつつ、「かといってフェアに戦い過ぎるとボールも奪えない。

ハードに戦うところは、やらなくてはいけない」。自分を見失わずに戦う大切さを説いた。(ドバイ時事)

2019年01月23日17時59分 JIJI.com
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