0001砂漠のマスカレード ★
2019/01/22(火) 15:14:03.73ID:iRwwIF2k9「ライトを守っていると、左投手の球筋がはっきり見えるんです。去年、一番ストレートが良かったのは大野(雄大)。あの球でなぜ勝てないのか。不思議でした」
2011年、大野雄は佛教大学からドラフト1位で中日に入団。2年目に4勝。3年目からは3年連続二桁勝利。その後、2年連続で開幕投手も務めるなどエースに成長した。
しかし、去年はまさかの大失速。6試合0勝3敗。防御率8.56。脂の乗った8年目30歳のシーズンは白星なしに終わった。
経験はある。球も良い。老け込む年でもない。では、いつどこでボタンを掛け違えたのか。大野雄が声を絞り出した。
「3月のオープン戦です・・・」
苦い思い出は鮮明に
2月のキャンプは順調だった。首脳陣からも「このまま調整してくれ。開幕は1軍。ローテーションを1年間守れるように」と言われていた。自身も感じる手応え。だからこそ、発言には気を付けた。
「すぐ調子に乗っていると思われるので。開幕投手も『今年は苦手なマツダスタジアムだから遠慮します』と言いましたし、ローテも『5、6番手でいい』と答えていました」
体は充実。言葉は冷静。完璧に仕上がっている、はずだった。
悪夢を見たのは3月7日。宮崎市生目の森運動公園アイビースタジアム。ヤクルト・中日のオープン戦。
「キャンプ以上に大切なのがオープン戦。それは理解していました。しかし、いきなり狂ったんです」
1回裏。先頭打者は日本球界に復帰した青木宣親だった。
「ものすごい注目でしたが、僕は意識していませんでした。しかし、全くストライクが入らず、フォアボール。『まずい』と思っていたら、次のバント処理をミスしたんです」
苦い思い出は鮮明だ。
「その後、ワイルドピッチ。山田哲人に犠牲フライ。2アウトを取って、新人の塩見(泰隆)君にホームラン。いきなり3失点」
2回裏も悲劇は続く。
「先頭の中村(悠平)にフォアボール。次の廣岡(大志)君にホームラン。最悪なパターンでした。結局、3回6失点で降板です」
大野雄は開幕1軍切符を自ら手放した。ここから、もがき始める
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190122-00010000-cbc-base
1/22(火) 11:11配信
https://dot.asahi.com/S2000/upload/2018060600003_1.jpg
http://npb.jp/bis/players/11515133.html
成績