主演映画『マスカレード・ホテル』の公開に合わせ、多くのテレビ番組で宣伝活動中の木村拓哉。昨年公開の映画『検察側の罪人』の際も同様だったが、
20〜30代の頃は戦略的に避けていたであろうタイプのバラエティ番組にも積極的に露出し、親しみやすさを打ち出している。

中でも特に注目されたのは、1月14日放送の『帰れマンデー見っけ隊!!3時間SP』(テレビ朝日系)だった。
中華レストラン『バーミヤン』の人気メニュー当てコーナーに出演するとあって、木村の食事マナーに注目が集まっていたのである。

木村は以前の同番組出演で、“迎え舌”の癖が幼稚で下品だと指摘され、視聴者がネットでさんざん叩いた。
しかし今回は上品な食事マナーで多くのメニューに舌鼓を打っていた。マナー改善の努力をしたようだ。

一方で、同番組では占い芸人のアポロン山崎が木村の手相をみて「6月に新たなことがスタートする」と予言。
「ちょっと、この人怖いかも……」とたじろいだ様子を見せた木村だが、これをSMAP時代からのファンは見逃さなかった。
6月といえばジャニーズ事務所の契約更新意思の確認があるとされる月だからだ。
そして契約更新は9月で、新しい地図の3人は一昨年の9月に退所している。

気の早いファンは、「ついにSMAP再結成」と喜びの声を上げている。
というのも、中居正広に関しても、ジャニーズ事務所を離れる可能性があるとの報道がつい先日あったばかりだからだ。
それによれば、中居正広の冠番組である『中居正広の身になる図書館』(テレビ朝日系)および『ナカイの窓』(日本テレビ系)が同時に打ち切りを予定されているという。

どちらも深夜枠であり、中居正広にはまだ『ザ・世界仰天ニュース』(日本テレビ系)や『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)など司会進行を務める番組が複数ある。
仮に打ち切りになる番組があるとしても、体力的な面やワークライフバランスを考慮しての業務整理という見方もできてしまう。

ただ、SMAP再結成の希望を持ちたいというファンの気持ちもわかる。SMAPが生放送謝罪会見を経ての解散発表という不可解な終わり方だったことに変わりはないからだ。
当時、木村と新しい地図組の不仲が盛んに報じられ、「工藤静香が戦犯」として木村一家に攻撃的なファンも散見されたが、
ファンの本音としては彼ら全員がSMAP再結成を望み戦略を立てたうえでの解散だったと思いたいところだろう。

ジャニーズ事務所は昨年、不祥事が相次ぐ一年だった。今年は滝沢秀明を社長に据えた新会社のプロジェクトもスタートし、心機一転。
そんななかで再びSMAP関連の騒動が起きるとも考えづらいが、果たして中居は、そして木村はどのように未来を見据えているのだろうか。

http://dailynewsonline.jp/article/1661199/
2019.01.21 19:05 wezzy