1月20日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアマスターズ
(Super500/クアラルンプール)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。

今年最初の上位大会となるSuper500に出場した日本A代表。
その決勝戦に進んだのは、女子ダブルスの福島由紀/廣田彩花と、
混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗の2組だ。

決勝戦の第1試合に登場した福島/廣田は、
準決勝で橋礼華/松友美佐紀を下したインドネシアのエース、ポリイ/ラハユと激突。
第1ゲームはポリイ/ラハユが21−18で先制し、先に王手をかけた。
第2ゲームは5−5から6連続得点で抜け出した福島/廣田が、
そのまま21-16で押し切って最終ゲームに突入。
勝負を分ける最後の戦いは中盤まで点の奪い合いとなるも、
13-12から点差を広げた日本ペアが、インドネシアペアを21-16で振り切り優勝。
昨年11月の香港OPに続くタイトルをつかんだ。

福島/廣田の優勝後に行なわれた混合ダブルス。
ここでも日本の渡辺/東野が活躍。
タイのデチャポル/サプシリーと対戦した2人は、
第1ゲームを21-18で奪うと、第2ゲームは8-14の劣勢の場面から猛追。
16-15と逆転に成功した渡辺/東野は、最後の接戦も抜け出して21-18で勝利。
福島/廣田と同じく、昨年の香港OP以来の優勝を飾った。

男子シングルスは、韓国のエース、孫完虎(ソン・ワンホ)が
ェ龍(チェン・ロン/中国)を21-17、21-19で制して優勝。
女子シングルスはラチャノック・インタノン(タイ)が、
キャロリーナ・マリーン(スペイン)を2−0で下し、
マレーシアマスターズで2連覇達成。
男子ダブルスはギデオン/スカムルヨ(インドネシア)が、
地元マレーシアのオン・ユーシン/テオ・イーイをストレートで退けて頂点に立っている。

決勝戦の結果は以下の通り。

【男子シングルス】
孫完虎(韓国)A〔21−17、21−19〕0●ェ龍(中国)55分

【女子シングルス】
ラチャノック・インタノン(タイ)A〔21−9、22−20〕0●キャロリーナ・マリーン(スペイン)42

【男子ダブルス】
ギデオン/スカムルヨA〔21−15、21−16〕0●オン・ユーシン/テオ・イーイ(マレーシア)36分

【女子ダブルス】
福島由紀/廣田彩花A〔18−21、21−16、21−16〕1●ポリイ/ラハユ(インドネシア)75分

【混合ダブルス】
渡辺勇大/東野有紗A〔21−18、21−18〕0●デチャポル/サプシリー(タイ)43分

文/バドミントン・マガジン編集部