NGT48の暴行事件の余波がまだまだ続いている。

NGT48の公式サイトで20日に千葉・幕張メッセで行われる握手会に、
AKB48と兼任する柏木由紀(27)を除くNGTメンバーの不参加が18日、発表された。

事件の真相は運営側が設置する「第三者委員会」で調査されるが、
グループ内の「風紀の乱れ」が事態をより深刻化させているという――。

NGTは、メンバーへの心のケアが期待できるマネジャー出身の早川麻依子氏の劇場支配人就任を発表。
新体制になり、事件のきっかけにもなったメンバー間のわだかまりをなくす方向に動きだしている。

騒動に揺れるグループを落ち着かせるためにも、運営側が14日に発表した「第三者委員会」による早期の調査、報告が鍵を握る。
運営関係者いわく「人選は最終段階に入っている」というが…。

早速、難題となっているのが、運営側も問題視していたメンバーの「風紀の乱れ」だ。

被害者の山口も9日にツイッターで暴行事件を告発した際、風紀の乱れを訴えていたが、内容の把握と解決は難しいという。

「事件の概要は不起訴になっているため、警察には頼れず、真相究明は大変難しいでしょう。
また、風紀の乱れについても、すでに運営サイドはメンバーに聞き取りをしているんですが、メンバーによって言うことがまったく違う。
特定メンバー同士の確執は想像以上で、今から何を発表できるか見通しがつかない状況といいます」(関係者)

NGT48に限らず、どんなアイドルグループも性格的に“合う、合わない”メンバーでグループが分かれるのは仕方ない。
遊び人グループと真面目グループで対立しがちなのも、決して珍しくない。

ただ、今回はファンによる暴行事件が絡んでいるだけに、修復が難しい段階まで至っている面があるようだ。

「今回、暴行した“アイドルハンター軍団”の中には、一部のメディアから依頼を受けた記者のような動きをするファンが関わっており、事態をより複雑化させている。
ハンター集団は、最初こそ一部のメディアに情報提供して満足してましたが、次第に優越感を持ち出し、気に入らないメンバーやファンを脅したりするまで暴走していた。
今回の事件には、そうした背景もあるから、情報がより錯綜しているんです」(前同)

一部で暴行事件に関係した“アイドルハンター軍団”が出禁になったと報じられたが、
別の関係者によれば「出禁にしたのはあくまで事件に関わった3人です。他にいれば、わからない…」と苦悩を打ち明ける。
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/1252279/