1月16日に放送された連続テレビドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)第2話が平均視聴率12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。初回の12.7%から0.2ポイント上昇し、2ケタをキープする好調ぶりだ。


 北川景子が主演を務める同作は、『家売るオンナ』(2016年)とスペシャルドラマ『帰ってきた家売るオンナ』(17年)の続編で、テーコー不動産の天才的な営業・三軒家万智(北川)が独自の方法で家を売りまくる姿が人気のシリーズ。第2話でも、万智は部下の庭野聖司(工藤阿須加)が担当する気まぐれな客・神子巴(泉ピン子)を“横取り”し、家を売ることを宣言した。

 今回、神子に家を売る“鍵”となったのは彼女の鼻歌だった。万智は、庭野が神子に振り回されているところに出くわした際に鼻歌を聞き、それがインターネットカフェで流れている曲だと気づく。実は、神子は“ある理由”からそのネットカフェで暮らしており、家を買うことを躊躇していたのだ。

 何も知らない庭野は、万智とネットカフェを利用中に神子と遭遇。そこにフリーランスの不動産コンサルタント・留守堂謙治(松田翔太)も現れ、神子の“孤独死への恐怖”を聞き出した。その結果、庭野は神子に家を売ることをあきらめてしまったが、万智はネットカフェを買い取って閉店に追い込むという強硬手段に出る。そして、神子を含む長期利用客に“現実”を突きつけた上で、神子に「ネットカフェの買い取り」を持ちかけるという展開だった。

 初回より視聴率を上げただけあって、ネット上には「今回もおもしろかった!」「やっぱり楽しく見られて最高!」などと高評価が飛び交っている。また、「新人組の出番が少なくて良かった」という声も……。この新人組とは、前シーズンの室田まどか(新木優子)に代わって登場したテーコー不動産のデスク・床嶋ゆかり(長井短)と、スペシャルドラマから出演中の新人営業・鍵村洋一(草川拓弥)のことを指す。残念ながらこの2人は、ネット上で「不要なキャラクター」「そういう設定だとしても、やる気なさすぎでイライラする」と不評を買っているのだ。

 一方、今回のゲストは、普段からネットユーザーの好感度は低めの泉だったが、意外にも彼女には好意的な声が多くあがった。泉演じる神子がネットカフェを利用しているシーンでは、「えっ、ピン子すっぴんじゃない?」とネットが騒然。「すっぴん風のメイクかな? でも普通のおばあちゃんっぽくてカワイイ!」「ピン子の年齢ですっぴんでドラマに出演するなんて、さすが女優だわ」「化粧してるとキツい印象。すっぴんのほうが断然いいじゃん!」などと好印象だったようだ。

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