サッカー・アジア杯1次リーグF組(17日、日本2−1ウズベキスタン、アルアイン)取られたら取り返す。
1点を奪われてから、わずか3分後の前半43分。高い打点からのヘディングでFW武藤がネットを揺らす。
アルアインの夕焼け空に向かって雄たけびを上げた。

「久しくゴールから遠ざかっていた。やっと勝利に貢献できた」

2015年10月のイラン戦以来、実に約3年3カ月ぶりの得点。右サイドを突破したDF室屋のクロスに飛び込んだ。
FW浅野の負傷で追加招集された26歳が、世界最高峰とされるイングランド・プレミアリーグでもまれてきた意地を見せた。

武藤が幼少期に通ったバディSCで、3歳から小6まで指導した鈴木威(たけし)園長(68)は「サッカー以外にスキーがうまかった」。
周りの園児が何度も転倒しながら下った雪山を、武藤は先生について難なく滑った。

「泥臭くゴールを取って勝利に貢献できれば」。運動神経抜群のストライカーが、決勝トーナメントに向けて目をギラつかせた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190118-00000011-sanspo-socc
1/18(金) 7:00配信