男性用バイアグラを女性が飲んだらどうなるか……。
他人に処方された薬を飲む行為自体、非常に危険で絶対にやってはならないことだが、「バイアグラを飲んでみた」という女性芸能人がいる。タレントの梅宮アンナだ。

1月9日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)では、“媚薬サプリ”に批判が殺到して販売中止になった事案を紹介。
問題になっているのは女性向け下着の販売などを行っている「ピーチ・ジョン」の媚薬サプリで、同社は通販サイトやSNSに「こっそり飲ませる」といったPR文章を掲載。
「同意もなく飲ませるのはダメ」「アレルギー持ちは命にかかわる」といった批判が相次ぎ、後日「ピーチ・ジョン」は謝罪文を公開した。

この話題に関連して、同番組に出演していた梅宮アンナは「男の人が飲んでたバイアグラってあるじゃないですか。あれ女が飲んだらどうなるのかなって思って、飲んだことある」と告白。
その結果どうなってしまったのか。彼女は「心臓が破裂するぐらいにまでなって、『大丈夫かな? 死んじゃうのかな?』って本当に嘘じゃなくて救急車を呼ぼうと思った」そうだ。

しかし「本当に死んじゃったら、これが理由で死んだら恥ずかしい」という理由で、救急車を呼ぶことを躊躇。本気で死を覚悟したらしく、スタジオは騒然としていた。

これに視聴者からは「さすがに危険すぎる」「バイアグラは媚薬じゃない」といった声が寄せられている。バイアグラはED治療のために処方される薬で、セックスを盛り上げるためのラブグッズではない。

「浜松町第一クリニック」の公式サイトでも、バイアグラについて「性的興奮作用や性欲増進作用はございませんので飲むだけでは勃起はしません。
性的刺激を受けて勃起した時にそれを補助してくれるのがバイアグラです」と注意喚起がされている。

要するに、「飲んだら自動的に勃起する」のではなく、「勃起のカタさや持続性をサポートする」ということだ。女性の肉体を持つアンナが飲んだところで、媚薬効果などあるはずがない。

そもそも女性や男性に限らず、医師の処方箋が必要な薬を勝手に飲んだら危険だ。
女性の梅宮アンナに男性用バイアグラが処方されることはないはずで、彼氏のバイアグラを飲んだと推測されるが、まさしく命にかかわる危険行為。
運よく生還したアンナだが、これはバイアグラに限った話ではなく、あらゆる薬に関して言えることである。

セックスに刺激を求めるのならば「媚薬」を。いずれにしろ、安全の範囲内で楽しんでいただきたい。

https://news.nifty.com/article/entame/other/12263-168177/
2019年01月17日 19時30分 messy