SKE48の須田亜香里(27)が17日、メ〜テレの「ドデスカ!」に生出演し、NGT48・山口真帆(23)の暴行被害騒動について語った。

 今回の事件で山口の帰宅時間をファンに漏らしたメンバーがいたことについて須田は「48グループがいろいろな方に愛されているのは親近感(があるから)だと思う。普通のアイドルならさらけ出さない部分を出しているのも持ち味。でもプライベートをさらけ出すというのはまた別。アイドルとしてファンの人に教えていいことと悪いことがある。(アイドルとしての)品格を保てるかどうかは自己判断になる。それは運営がどうこうじゃなく、自分で判断できるようにならなくてはならないので、教えちゃった子がいるというのはちょっと注意不足だったのではないかと思います」ときっぱり。「(ファンとの)距離感は大事だけどお友達ではないので。アイドルとファンという関係だからなりたっている幸せはたくさんある。そこは大事にしたいですね」とファンとの節度ある関係の重要性を訴えた。

 また被害者であるはずの山口が最初に謝罪したことについては「誰がどう見ても被害者が言うのはおかしいというのは私も同感」と運営サイドの対応のまずさを指摘。そのうえで「一から十まで運営批判になっているのは心苦しい。今は関係ない子まで疑われてすごく傷ついている子が多い状態。とにかく発表されるまで待っていてほしいです」とネットなどで犯人探しが行われている状況を憂慮した。

 14日にNGTの新支配人に就任した早川麻依子氏はそれまでSKEのマネジャーだった人物。それだけに「私たちに普段のマナーとかを教えてくださった本当に頼りにしている方。絶対に大変だと分かっている中、覚悟されていったのも知っているので頑張ってほしい。このグループがいい方向に向かっていく一歩へ、背中を押せたら」と混乱の収拾を期待した。

 佐藤裕二キャスターからの「(NGTには)メンバー同士の確執があるのでは」という問いかけに対しては「(NGTは)新しいグループなので発展途上。メンバー同士いっぱいぶつかり合いながら成長していく過程だと思うので、うまくいってないところもあったかもしれないけど、それも乗り越えてほしいなと思います」と後輩グループへエールを送った須田。

「アイドルとファンって本当はすばらしい関係だと思う。だから本来あるべき姿に戻ってほしいなと思う。そういうふうにやっていけるようにまずは身近なメンバーとやっていきたい」と信頼回復に向けて自身も努力していくことを誓った。

1/17(木) 11:38配信
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