昨年大ヒットを記録した映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)に続く、トム・クルーズ主演の人気スパイアクションシリーズ第7弾と第8弾が、2021年と2022年の夏に公開される予定であることを、トムがInstagramで発表した。『フォールアウト』のクリストファー・マッカリー監督が引き続きメガホンを取る。

 情報筋がVarietyに語ったところでは、この2本は同時撮影され、マッカリー監督はこれまでと同じく脚本も担当するとのこと。当初、2部作として撮影されていた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』のような一大イベントとなりそうだ。

 マッカリー監督は自身のTwitterで、「ミッション:インポッシブル」のハッシュタグと共に「ミッションを受領した」とシリーズ参加を明言。第5弾『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015)から、シリーズ4作品を立て続けに監督することになる。

 またトムも、すご腕エージェント、イーサン・ハントとして引き続き主演を務める予定とのこと。『フォールアウト』では、過去のシリーズ以上に危険なスタントの数々を自らこなし、撮影中に骨折までしてトム。シリーズ誕生から20年が経過し、56歳となった今でも全力でアクションに臨む彼の新たな挑戦も、再び注目を浴びることになりそうだ。

 ちなみにマッカリー監督は、トムの出世作『トップガン』(1986)の続編『トップガン:マーベリック(原題) / Top Gun: Maverick』の脚本を改稿したことが報じられている。同作は2020年のサマーシーズンに公開される予定で、しばらくは、映画界の夏の顔としてトムの大作映画が公開される。(編集部・入倉功一)


2019年1月15日 16時57分
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