新成人の誓いや! 高卒3年目を迎える阪神・才木浩人投手(20)が13日、3月29日のヤクルト戦(京セラ)での開幕投手について
「もちろんあります。チャンスがあるので狙っている」と意欲を口にした。矢野燿大監督(50)も改めて白紙を強調し、「才木も『やらせてくれ』って言ってるし」と思わず、ニヤリ。野心むき出しのハタチが、大役をつかみとる。

なりたいと心の底から思わなくては、いつまでもなれない。遠慮なく口に出す。この心意気があるから、新成人・才木の前途は限りなく広がる。
開幕投手を目指すと、改めて爽快に言い切った。

「もちろん(意欲は)あります。チャンスがあるので狙っていますし、自分は実績がないですけど、キャンプ、オープン戦でアピールできれば、チャンスがあるところを狙いたいです」

14日に成人式に出席する。昨季はプロ初勝利から一気に6勝(10敗)を挙げた。ステップアップの年にとどめるつもりは一切ない。本気で虎投の柱となる。
その過程として、開幕投手にも思いのままに飛びつく。

壁は高い。昨季チームトップの11勝を挙げたメッセンジャーは5年連続6度目の大役を目指すことを宣言している。FAではオリックスから西が、前中日で昨季13勝のガルシアも入った。
経験も、積み上げてきたものも足りていないことは自覚している。だが、それらを差し引いても開幕を託したい、と思わせればいい。

指揮官は改めて「何も見てないのに、今から(開幕投手を)誰かにします、といういうことはない。キャンプ、オープン戦をやっていくなかで、最終的には俺が決める」と白紙を強調。
そして「もちろんランディ(メッセンジャー)がやっている可能性も十分にあるし、西だってね。俺のなかでまだ決めるつもりはない。才木も『やらせてくれ』って言っている。望月も可能性がある」と目尻を下げた。
才木のような野心家が、現実に出てきた。チームとしてもそれでこそ、白紙にしてきた意味がある。

「(開幕は)最初なので勝つか負けるかで大きく変わる。すごくプレッシャーがかかるところを任せてもらえる。信頼される投手になる」

この日もジムでウエートトレに明け暮れた。軸にも踏み込みにもブレがなくなってきたという手応えもある。必ず結果につなげる。「100%、去年より成長できたものができたらいい。
数字にしても、成長を実感できればチームにもプラスになると思う」。無我夢中で投げ、勝たせてもらっていた若手はチームに頼られる男に一気に成る。

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1/14(月) 7:00配信

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