シーズン初めのグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14〜27日/ハードコート)の男子シングルスのドローが発表され、第8シードで出場の錦織圭(日本/日清食品)は1回戦で予選勝者と対戦することが決まった。


錦織は「全豪オープン」へ過去8回出場。2018年は右手首の怪我で欠場していたため、2年ぶりの出場となる。最高成績は、2012年、2015年、2016年に残したベスト8となっている。

初戦は予選勝者と対戦の錦織。ランキング通り勝ち上がれば、2回戦で世界69位のイボ・カルロビッチ(クロアチア)、3回戦では第32シードで34位のフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)、4回戦では第12シードで世界13位のファビオ・フォニーニ(イタリア)と対戦の可能性がある。

そしてベスト8の壁を超えるために乗り越えなければならない準々決勝では、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と当たる可能性がある。

錦織は、2019年開幕戦「ATP250 ブリスベン」で見事優勝。これまでのキャリアで初めてシーズン開幕戦で優勝を飾り「全豪オープン」でも活躍に期待が高まる。

「ATP250 ブリスベン」優勝後には「今週みたいなプレーをしっかりできれば上まで行けるチャンスはあると思います。このテニスを意識して、自信を持ってやりたいです」と、「全豪オープン」に向けて意気込みを語った。

2018年の「全米オープン」以降、好調を維持し続けている錦織。悲願のグランドスラムタイトル獲得に向けまずは1回戦の勝ち上がりが期待される。

(テニスデイリー編集部)

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