日刊スポーツのAKB48担当記者として知られる瀬津真也氏が2018年12月31日付けで同社を退社したが、その事由は「諭旨退職」だったことがわかった。諭旨退職は一般的に懲戒解雇に次ぐ重い処分で、事実上の「退職勧告」と言える。

 瀬津氏はテレビ番組にも出演するAKB番の名物記者。「月刊AKB48GROUP新聞」の編集担当だった。日刊スポーツ社内の告知によれば、瀬津氏の退職事由は〈在職中に会社を立ち上げ、その社名で活動した際に、日刊スポーツ新聞社の秘密事項を競業他社に漏洩したことに対して〉とされている。

 瀬津氏は在職中、AKB新聞の部数や売り上げなどの機密事項をライバル会社であるスポニチ側に伝えたという。それが日刊スポーツ側に発覚し、処分が下った。

 瀬津氏本人は週刊文春の取材に「私のミスでもあります」と大筋で事実を認めた。

 1月10日(木)発売の「週刊文春」では、退社事由となった秘密漏洩の実態や、AKB新聞の今後、乃木坂46や欅坂46などの坂道グループを取り扱う「坂道新聞」の創刊構想についても詳報する。

1/9(水) 16:00配信 文春オンライン
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